Collaborators協力者たち

Collaborators 
協力者たち

ワークショップや研究調査の実施において何よりも大切なのは一緒に進めていく協力者の存在です。自治体、教育機関、企業、研究機関、あるいは個別の団体や組織と連携および共同研究の関係を結ぶことは、私たちの目的の達成において必要不可欠であると同時にそうした体制の構築自体が重要でもあります。

自治体

私たちは地域の行政単位である市や町、村といった自治体との関係性を重視します。自治体は私たちが個別具体的な地域社会とつながりをもつための第一の窓口であると同時に、地域社会の未来について共に考えるよきパートナーでもあります。そうした自治体や大学・研究機関等を中心とした地域コンソーシアム「科学自然都市協創連合」が、生産技術研究所を架け橋として設立されました。
〈科学自然都市協創連合HP:https://www.conso2019.iis.u-tokyo.ac.jp/

教育機関

大人たちに工学を開くだけでは十分ではありません。地域社会の未来にとって重要なのはこれからの社会の担い手となっていく大学生や高校生、そして小中学生の若者たちです。彼/彼女たちと協力して、未然課題を見つけ出し、解決の方法を探るためには教育機関との連携が不可欠です。

企業

いまだ社会に導入されていない技術を商品化し提供する企業には、倫理的・法的・社会的課題(ELSI: Ethical, Legal and Social Issues)を解決する義務があります。OPEN E.C.は企業と地域社会との有効なコミュニケーションの場をつくることで、持続可能かつ開かれたプロダクションを実現します。

研究機関

地域社会から見つけ出される未然課題はおそらく多岐にわたり、生産技術研究所だけで解決できるものではないでしょう。同じ志をもつ研究機関と協力することで1つでも多くの未然課題を解決していくことを目指します。

その他の団体・組織

これまで工学や技術は社会のマジョリティを向いて、マスあるいはグローバルなものとして発展してきましたが、これからの社会ではマイノリティの人々やローカルに対しても最適化可能であることが望まれます。行政や企業だけでなく、個別の性格をもつ団体や組織との連携を私たちは積極的に進めています。